1: BaaaaaaaaQφ ★@\(^o^)/ 2014/08/11(月) 12:10:18.61 ID:???0.net
「木村拓哉は生身の人間がいちばん手を出しちゃいけないところに手
を出しているような気がする」

 マツコ・デラックスは木村拓哉と高校の同級生。2人は誕生日も1カ
月違いで、マツコは41歳、木村は40歳である。マツコは同級生を眺める
視線で木村拓哉を見ていることを忘れてはいけない。自分と同じ数だけ
齢を重ねていく木村拓哉に対して、「いちばん手を出しちゃいけないと
ころ」は、永遠の若さと永遠のアイドル性の領域だと言えるのである。

 しかし、キムタクにしてみれば、40歳を超したからといっていきなり渋
い中年になるわけにはいかない。

 マツコに言わせれば、田村正和は40歳を過ぎてから、今の「演出された
田村正和」を形成した。田村正和の時代にはそれが許されていたのである。
しかし、木村拓哉の場合、「演出された木村拓哉」を形成したのは20代前
半である。

「キムタクって、全然自然体じゃないのに、自然体のフリをしているでしょ
。あれこそがまさに、受け取る側のファンタジーを最も崩さないやり方」
(『続・世迷いごと』)

 この間もキムタクは料理を食べて「うめ~」と叫んでいた。「おいしい
ですね」とは言わないのである。いや、言えないのである。

 20代前半にキムタクはいかにも20代前半らしいカッコつけない自然体と
いう「自己演出」をスタートさせた。この演出をキムタク自身が考えたの
かどうかは知らない。

 同級生マツコはキムタクのこれからを心配している。

「永遠の若さと永遠のアイドル性。この呪縛に耐えられるのかしら」
「これ、どう決着をつけるんだろう。1人の人間がこんな呪縛に耐えられて、
健やかな『死』を迎えられるのかしら。これからの木村拓哉というのは、
ある種、壮大な実験をしているようなものね。人間、ずっと20代でいられ
るかって実験。それを乗り越えられたら、すごいよ。神よ」

http://dot.asahi.com/wa/2013103000067.html?page=1

2014-08-11-13-40-30
【キムタクはいつまでかっこつけマンを演じ続けなければいけないのか?】の続きを読む